人生100年時代の長生きリスク
人生100年時代と言われているけど・・・父は90歳
あと10年生きるのか???
超認知症の母はあと20年?
自分の身体がもつのかな。
数年前までは、心の底から少しでも長生きできるように、塩分に気を付けたりバランスの良い食事にしたりとかなり気を使っていた。
残り少ない人生を笑って過ごせるようにと、本当に心から思っていた。(過去形)
誕生日、父の日、母の日、敬老の日、クリスマス、結婚記念日、かなりのお金を使った。
毎年お正月には、今年こそ最後かもしれないからと8Lサイズのカニを準備して、子供たちもそれぞれ両親にお年玉をお年玉をあげていた。
今年こそ最後。今年こそ・・・と一体何年経っただろうか。
今では誕生日プレゼントあげても忘れちゃうし。なんだかな・・・
今では子供たちもお年玉はあげていない。お金の管理もできないから。
母の認知症は、日に日にひどくなるばかり。脳が壊れていく音が聞こえるようだ。
現在は二人とも三食しっかり食事をする。両親とも驚くほど食べる。私より食べる!
食べたら寝て食べたら寝て食べたら寝て~の毎日。
食欲・睡眠欲が満たされているんだから、長生きするんだろうな。
死ぬときに後悔することの中に、おいしいものを食べておけばよかったというのがあるらしい。
いま食べてても何を食べたか忘れちゃうけど、食べてる瞬間はおいしい美味しい幸せだね~なんて言いながら食べているので、塩分気を付けるより、おいしい料理を頑張って作って食べさせてあげたい。今はそれしか楽しみがないみたいだから。
長生きは、介護する家族にも本人にも大変なリスクを伴う・・・