lalarey’s diary

シングル働きながら認知症の両親を在宅介護しています。

転職1か月・とある特養の実態

8月から特養に入職した。

まさかこの年で介護職に転職するとは!!

いい話は聞かないのでかなり覚悟をもって転職したが、あれ?なんだか楽しくって~

もしかして天職?なんて勝手に思ってしまう。

特養なんだけど、配属はショートステイになった。

なぜか、ショートなのに上の階の特養入居待ちでロングの方が数名。

利用される方は大体同じ方が入ったりお帰りになったりの繰り返し。

毎日笑顔で仕事している。

どちらかというと、家でやっている日々の延長みたいな感じで仕事とは感じない。

今までフルで仕事をしながら介護認定4と2をみてきたから、良い経験になっていると思う。

親の介護はブチ切れそうになったりするのだが、なぜか仕事となると全然全く頭に来ない。親からも対価をもらえばよい介護ができそうだ!

ご利用者様との会話も楽しくて、仕事大変だけど頑張るのよ。と認知症の方に励ましていただいたり、部屋で放尿してしまったりいろんな事件が起こるが、やりがいを感じる。

たまたま良い現場に巡り合えただけかもしれないけど、感謝。感謝。

なんて思っていたが!自分ができるようになってくると、色々見えてくる。

どこの職場にもいると聞いていたお局様!想像以上だ。

猫をかぶっていたのか、だんだん正体を現してきた。

ご利用者様にたいして、当たり前のように日々行われる虐待

尊厳なんてありゃしない。牢獄か!!と思ってしまう。入ったことないけど。

トイレに連れっててください~寒いです~できるだけ対応しようとすると、お局様が・・・他人の親に信じられない言葉で怒鳴ってスピーチロック。

たまに利用者様が反撃にでるも、さらに何倍にもなって帰ってくる。

平社員なのに何故えらい??利用者様に完全に上から目線で命令口調。言葉の暴力。

昔の移乗のやり方で技術なんて備えていない。利用者様が痛い痛いと言っているのに我慢して!と無理やり力ずくで移乗。怖すぎる・・・

話には聞いていたが、想像通りで・・・心が痛い。

先日、ショートから2階の特養へ入居された方がいた。

かまってちゃんで寂しがりやでとても手がかかる方だったが、穏やかで入職したての私には心のよりどころで安心感があった。

2階に入居されてからは失禁が多くなり、冷房22度の中、布団もかけず薄着で21時まで寝かせない。寒い寒いと訴えていたそうで、ナースが発見してスタッフを怒ったそうだ。いくら何でもそんなことするなんて・・・好きで失禁してるわけじゃないのにどうゆう事??自分がされたらどうなんだ!と怒りが湧いてくる。

これがネットで大人気のとある特養の実態だ。

自分が1か月経験して思ったことは、両親を施設に入れるのは絶対にやめようと思った。できるだけ家で見れるうちは家で介護しようと強く心に誓った。

そのためにも知識と技術は必要。反面教師として自分はそんな介護をしたくないと思った。

ユニットに一人お局様が一人いるだけで、そこは地獄になる!

もちろんまともな職員だっていると思うが、慣れてしまうと当たり前になってしまうのか??・・・そもそも人としてどうなのか?と疑問が湧いてくる。

人それぞれ介護度も違い、それぞれの対応も違う。どんな利用者の方でも対応できるように自ら学んでいこうと思う。いくつになっても日々勉強。