lalarey’s diary

シングル働きながら認知症の両親を在宅介護しています。

介護職員初任者研修を申し込んだ!

両親の介護で毎日わからないことばかり・・・

あまりにも介護に関して知識不足だと思い、それならと介護職員初任者研修を申し込んだ。将来介護職に就く予定は今のところは全く考えていない。というより、できる気がしない。介護職の方々には尊敬しかない。

時折、介護施設で虐待のニュースが流れるが、親の介護をするまでは、なぜ高齢者に虐待だなんでとんでもないし許せない、信じられないと思っていたが、いざ自分の両親の介護が始まると・・・全否定はできない気持ちになった。虐待・・・わかる気がする・・・

思い当たるふしがある・・・

以前、父がウォッシュレットを壊した。父は便秘でなかなか排泄がしにくく大変のようで、毎回ウォッシュレットを永遠と10分ぐらい使い続ける。気になっていたが(ウォッシュレットが)とうとう壊してしまった。修理を依頼するが交換しないと無理という事で悩んで悩んでやっとの思いで交換した。すると交換して1分も経たないうちに、一番に父がトイレに入り事件は起こった。新品の便座とトイレはなぜかうんちまみれになってしまった。本人はまずいと思って一生懸命トイレットペーパーでふき取ったのだろうが、臭くて臭くて・・・タオルにもうんち、大幅に残っているトイレットペーパーにもうんち、フォルダーもうんち、壁にもマットにも・・・いったいどうゆう事?何がどうなるとこうなるのか??

怒りのあまり涙が出てきて大泣きしてしまった。

その時は、たまたま家にいた娘(保育士)が見かねて、掃除しておくよ、とサッサときれいにしてくれた。さすが保育士。ありがたかった。

娘がいなかったら、きっと怒鳴り散らして父に手をあげていたかもしれない。

あとから落ち着いて考えてみると、ウォッシュレットが壊れて使えなくなり、便秘の父は下剤を飲んだようだ。きっとおなかパンパンで苦しかったと思う。便器を交換している間、必死にトイレを我慢していたようだ。やっと交換が終わった瞬間、限界だったのだろう。あとから考えると自分が情けなくて・・・

こんなことでさえ怒り爆発してしまう自分が介護を仕事にはできない。

介護を仕事にしている人・・・本当に感謝。