愛犬のおやつを食べてしまった母!
認知症の母は、とにかく食欲旺盛だ。
テーブルに食べ物が置いてあると、おなかがすいたときに食べてしまうので極力注意しているのだが・・・
最近犬のおやつの減りがなんとなく早いなと思っていたが、そこまで気にしていなかった。
犬のおやつは、鹿肉のジャーキー・ターキーのアキレス・歯磨きガム・犬用減塩煮干し・ボーロー等々。
昼近い時間、何やらリビングでごそごそガシャガシャ袋の音がした。
嫌な予感がして慌てて見に行くと、そこには犬のターキーアキレスを口にくわえてムシャムシャしている母がいた。
「えっ!何食べてるの?」と聞くと「するめだよ」って!!
するめなんて買ってないはず・・・
まさか・・・まさかの犬のおやつを食べていた!
それって、犬のおやつだよ。そうなの?と平然とした顔で答える母。
そして、まさか犬のおやつなんて食べるわけないじゃない。口に入れているだけだと言った。確かに入れ歯をなくしたので噛めないはずだが!気の強い母は、絶対に認めない性格なので厄介である。
とうとう犬のおやつも見分けがつかなくなったか・・・
認知症がもっと進むと、食べ物でないものまで口に入れてしまうと聞いたことがある。
子供に戻っていくというけど、母の知能は現在2・3歳児ぐらいなのかな・・・?
まっいいか・・・でも、犬のおやつは高いんだよね・・・
食べられないように見つからないところにしまっておこう。