lalarey’s diary

シングル働きながら認知症の両親を在宅介護しています。

2度目の捜索願

夜の9時過ぎの事

なんとなく玄関のドアの音がしたようなしないような・・・

見に行くと、母の靴がない!あーまた出て行ってしまった。

玄関のドアに大きく一人で出かけないこととはり紙しているが、まったくのお構いなし。

一緒に部屋にいた父に聞くと、離婚すると言って出て行ったという・・・

喧嘩をしていたようだ。                                                                                                                                                                          

はぁー またか・・・

慌てて着替えてスーパーやコンビニを見て回るがすでに気配なし。

こんな時間に徘徊されると探すことも一人で戻ってこられる確率もグーンと低くなる。

こりゃダメだと思って、警察へ連絡。

しばらくして警官が到着。細かいことまで聞かれやっと話が終わったと持ったら、次に

違う課の専門という人が4名来て今まで事情聴取していた警官と交代してまた初めから

同じことを根掘り葉掘り。

そして我が家の中をトイレも浴室もベランダも、各部屋全部調べを受けた。

もしかして家にいるのか確認している?いやもしかして 家族が疑われている??

何とも言えない嫌な感じで、やっと11時過ぎに開放された。その後、車であてもなく探しまくったが探しようがなく途方に暮れてしまう。

帰ってこなければよいのに!という気持ちが少しと、何か事故があったらどうしようという気持ちで、ネットで何か方法がないか検索していると、1日見つからないと死亡率が37%アップなんていう記事をみてしまってさらに不安になった。

時計を見ると午前0時・・・やばい・・・

父もまずいと思ったのか、寝ないでぼーっと座り込んでいて動かない。

スマホに着信があったので慌てて取ったら間違って電話を切ってしまった!

かけなおしているうちに再度着信があって出ると柏駅前交番・・・

柏ですか!!とにかく見つかったので急いで迎えに飛んだ。

車で30分はかかる。到着すると、交番の入り口の隅っこの椅子に母が座っていた。

はぁーとりあえずホッとしたら緊張の糸が切れて涙が出てきてしまった。

とにかくまっしぐらに歩き回っていたようで、足を少し引きずっていた。

なんとバックも持たずに手ぶらで、なぜかポケットにお金だけは持っていたようだ。

帰宅したのが2時過ぎていた。もうヘロヘロ。母は歩き回ってとにかくおなかがすいていたようだったが、私は限界でシカとして寝た。

GPSが欲しい。今度見つからなかったらどうしたらよいのか・・・

翌日ケアマネさんに相談するも、ケアマネさんも介護で実家に帰るとかで今月で退職されるそうだ。

はぁーこんなんで仕事復帰できるのだろうか・・・