lalarey’s diary

シングル働きながら認知症の両親を在宅介護しています。

愛犬のおやつを食べてしまった母!

認知症の母は、とにかく食欲旺盛だ。

テーブルに食べ物が置いてあると、おなかがすいたときに食べてしまうので極力注意しているのだが・・・

最近犬のおやつの減りがなんとなく早いなと思っていたが、そこまで気にしていなかった。

犬のおやつは、鹿肉のジャーキー・ターキーのアキレス・歯磨きガム・犬用減塩煮干し・ボーロー等々。

昼近い時間、何やらリビングでごそごそガシャガシャ袋の音がした。

嫌な予感がして慌てて見に行くと、そこには犬のターキーアキレスを口にくわえてムシャムシャしている母がいた。

「えっ!何食べてるの?」と聞くと「するめだよ」って!!

するめなんて買ってないはず・・・

まさか・・・まさかの犬のおやつを食べていた!

それって、犬のおやつだよ。そうなの?と平然とした顔で答える母。

そして、まさか犬のおやつなんて食べるわけないじゃない。口に入れているだけだと言った。確かに入れ歯をなくしたので噛めないはずだが!気の強い母は、絶対に認めない性格なので厄介である。
とうとう犬のおやつも見分けがつかなくなったか・・・

認知症がもっと進むと、食べ物でないものまで口に入れてしまうと聞いたことがある。

子供に戻っていくというけど、母の知能は現在2・3歳児ぐらいなのかな・・・?

まっいいか・・・でも、犬のおやつは高いんだよね・・・

食べられないように見つからないところにしまっておこう。

レイ君チューバッカ!

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1つ目の写真は、トリミングの予約が取れなくてすっかり伸びてしまったれいくんの姿です。

(ポメラニアン×トイプードルのミックス2歳)

3か月ぐらいトリミングできなかったらチューバッカみたいになってしまいました。

柏のドッグランへ行ったときの写真ですが、夏だったので初めてのプールに入った後でまさにチューバッカのようでした!

ドッグランに遊びに来ていた方にも、どっかで見たことある顔だなーと思ったら、

チューバッカだ!!と言われました。

なぜ、トリミングの予約が取れないかというと、トリマーさんは一人だけでやっているから。

個人の自宅の1室でやっているトリミングサロンでお願いしています。

ずっーと同じトリマーさんにやっていただくので担当が変わらないし、指名料もかからずお値段もリーズナブルです。

特にトリミングが上手かどうかはわかりませんが、一番はララとレイ君がリラックスできる場所だという事が一番です。

いつも2匹一緒にお願いしていますが、どちらかがやっている間は、寝て待っているほどです。さらにトリマーさんが犬に優しい。

以前お願いしたところでは、痛みに我慢強いララが爪切りの時に無理やり足を抑えられて関節が痛かったのか叫び声をあげてしまいました。キャンキャンキャーん!キャンキャンキャーん!胸が締め付けられる思いでした。それなのに無理やり抑えて続行していたので、二度とそこの同じ担当の方にはやっていただいておりません。

ララも相当痛かったのか、その場所へ行くだけで逃げ出して私に助けを求めてきます。

トラウマになってしまったようです。

そんなこんなで、他のサロンは怖くて連れていけません。親バカですが・・・

予約が取れなくてチューバッカになってしまっても!

 

物とられ妄想??

 毎日何事もなく平穏な1日を過ごせる日は一体いつ訪れるのやら・・・

昼ごはんを食べて洗い物をしていると、両親の部屋から何やらお金がらみの言い争いをしているのが聞こえる。

母親が買い物に行こうと思ったらしく(一人で出ると帰れなくなる)お財布をみたら1万円札しかないという事から始まったようだ。

父に1万円札しかないから1,000円札が欲しいと訴えた。父も1000円札は持っていなく、代わりに5000円札を出して母に渡した。

何を思ったのか母は、自分が出した10000円が5000円になったと。1万円を返せと父に因縁をつけていた。父は知らないよ…何言ってんの・・わけわからない。取ってなんかいないよ~と・・・しかし母は容赦なく父を責め立てている。あーかわいそうと思いつつ耳ダンボで聞いていたが、一向に終わらない。執念深くて怖い。

かれこれ1時間以上も同じ話をぐるぐるぐるぐるよく飽きないもんだ!

認知症同士だから話が先に進まないのだ。

そのうちに、母は自分が何を話しているのかさえ分からなくなってしまったようで、私は今何を話しているのか?と言い出して思わず父と吹き出してしまった!

さらに母は、さっきまで自分で持っていたお財布がない。外に出ていないから家にあるはずだが、どこ探してもない・・・なぜ?摩訶不思議。

まあいいか・・・

母はお金を管理できない。

しかしお金を持っていないと不安になるようだ。

しょっちゅう帰れなくなってタクシーで帰ってくるので、父が母にお金を持たせているようだ。

それから数時間後、私が犬の散歩から帰ると、今度は洗濯物のかごを持ってマンション内をうろうろしている母を発見。ひえ~今度は何してるの!!

慌てて家に連れて帰る。

人のうちの洗濯物を取り込んでしまって持ち主を探しまわっていたという???

どーゆう事なのか・・・娘の下着やら私の服やら、いい加減にしてくれー!

ホント目が離せない。

夕食後、今度は電話。

電話はいつも留守電にしてあり出ないようにしている。しかし3回着信があり・・・何??詐欺電話?

ネットで調べると、父親の姉だった。昔、商店をやっていたようで奇跡的にわかった。

かけなおすと、確かに叔母だった。

父が90歳なので叔母は一体何歳だ???まだ元気だったとは!

全くぼけている様子もなかった。父に代わるが耳が遠いので全く話にならなく私が話して電話を切った。時間があったら遊びに来てほしいという事と、実家お寺だが、そこを継いでいる親戚の具合が悪いらしく、容態を聞きたいという事だった。そんなこと我が家ではわかるはずもないので、ほかの親戚にかけてみると言っていた。

父は電話帳をなくし、親戚や友人の電話番号など何もわからない状態なのだ。

私も父が亡くなったら誰に連絡すればよいのかさっぱりだったので、一人連絡先が分かって良かった。

その後だ、母親のまた攻撃が始まる・・・ハア~

誰から電話か?なんで夜に電話がかかるのか?何の用事か?
同じことをしつこく繰り返していつになっても終わらない。

あげくの果てに、ここはどこ?なんで私はここにいるのか?そして家に帰るから…と始まる・・・ハイハイどーぞお帰り下さい!

私は探偵か!毎日のように母の尾行ばかりしている。

こうして今日も一日が終わっていく・・・

 

 

 

 

 

介護休業の申請・介護離職はしたくない!

2月下旬から有休を利用して休んでいる。

片道2時間半の通勤と介護の両立が辛くて・・・

両親が昼夜逆転していて毎日が寝不足。 通常であれば5時間ぐらいは何とか睡眠時間確保できるはずだが、夜中に何度も起きて大体こま切れで2時間3時間って感じが続いている。

毎日ぼーっとしてしまう。朝電車を乗り過ごしてしまったり・・・

仕事していてもさっぱり集中できずにミス連発・・・

ある時事件は起こった。

勤務中、ゴミを持って階段をおりようとしたら階段を踏み外してしまった。両足のすねを打ってしまい痛くて痛くてしばらく動けなかったぐらい。痛すぎて笑ってしまった!

やっとの思いで帰宅し、翌日からどんどん痛みも増してきた。どうやらすねだけではなく、肩や腰・腕までも打っていたようだ。

それでも親にはご飯を食べさせないと・・・

デイサービスの日は朝からバタバタだ。ご飯食べさせて薬の服用・着替えて荷物もっていくだけだが、それがなかなか時間がかかる。

これに着替えてと服を渡しても、部屋に戻った瞬間に何するのか忘れてしまう。

今着てるのパジャマだから着替えて~というと、あらそうおーとまた部屋に行くが、
部屋に戻り、戻ったとたん記憶がないからまた同じ格好で出てくる。これを3回4回と繰り返すからいつになっても着替えが終わらない。あげくの果てに、得意のパジャマの上に服を着てしまう。

毎回毎回デイサービスのお迎えをお待たせしてしまってご迷惑をおかけしている。

今日こそはと、急いで送り出したが薬を持たせるのを忘れて私はすぐに走った。

なんと、頭からすってーん!

前日の雨で床が濡れていて、見事に滑って転んだ。その瞬間、終わったと思った・・・そのまましばらくエントランスに座っていた。

自分が死んだり入院したら、両親はどうなるんだろう・・・色々考えていた。

頭を抱えながらやっとの思いで部屋に戻り、親がデイサービスから帰るまで寝ていた。

翌日、頭を強打していたので脳神経内科を受診した。検査結果頭は大丈夫だったのでほっとしたが、首がやられてしまったようだ。

はあ~~~

その翌日には、目が痛痒くてこの際だからと眼科へ行ったら結膜炎になっていた。

さらに以前からずっと痛かった鼻で耳鼻科へ。行ってよかった。先生に来なかったら棺桶に入るまで治らなかったよと言われた。

という事で、介護しながら自分の療養で有休を利用し休んでいる。

3月下旬からは介護休業を申請する予定。

その間に特養の申し込みや看多機などの準備をしようと思っている。

 自分の身体は休まるどころか、家にいるほうが忙しいのが現実・・・

介護離職だけは避けたい。この年齢で仕事を辞めてしまったら、共倒れだ!

 

 

認知症母、重ね着が得意!

要介護4の認知症の母。

先日、トレーニングパンツデビューした。

ここ最近、下着を汚すことが多くなってきた。何よりもそれを洗うのが嫌というか時間がないというか・・・

紙おむつをはかせたことがあったが、ごわごわするから嫌だと断固拒否が続いていた。

薬局に行ったとき、何気なく介護用品うろついていたら、パンツのような~トレパン?が目に入った。ブルーとピンクがあって、パンツのようなはきごごちらしい⁈

これならと思い、早速ピンクとブルーを購入した。

家に帰って下着取り替えよーじいちゃん(父)がブルーでマミー(母)がピンクね!

二人一緒作戦で取り替えた。

どれだけはきごごちが良いのか、感覚がないのかよくわからないけど、翌日おむつ取り替えよーと言ってしまった!おむつなんかはいてないわよ!何言ってんの!

いやいや、ピンクのはいてるでしょー!そんなのはいてない!ハアー

おむつというと自尊心が傷つけられるみたいだ。失敗した。これからはブルーのパンツとピンクのパンツと言うようにしよう!

看護師さんが来た時に、取り替えを促してもらった。

二人とも看護師さんのいうことなら素直に聞く。

着替えましたかー?看護師さんが聞くと着替えましたーと元気な声。

取り替えたパンツは?聞いても知らないと・・・今取り替えたでしょ?なんでない?どこへやったのか探してもない。

看護師さんがチェックしてみると、母はなんと

ピンクパンツONピンクパンツ!!何てこと!

しかも、パジャマの上にパジャマを着ていた!看護師さんと母と大笑いしてしまった。

数日後、パンツ取り替えよと声がけして取り換え、ピンクのトレパンを捨てようとしたら、パンツ捨てちゃうの??と母。すっかりピンクのパンツは定着したようで良かった。そんなにハキゴゴチが良いなら災害の時良いかも。早速買い足しておこうと思った。

珍事件ばかり起こるが、まっ、いいか!と思えるようになってきた今日この頃。

 

 

車いすのこと

真夜中、父がリビングでうなだれて椅子に座ったまま動かないでいた。

どうしたの???

歯が痛いのだそう・・・2・3日に前にも歯が痛いっていうから歯医者へ連れて行こうと思ったら治ったと言っていた・・・

歯は治療しなければ治らないでしょ!と思いつつそういえば・・・

父は、とにかくよく食べるのだが歯を磨いているのはここ最近見たことない!

そう、いつしか歯も磨かなくなっていたのだ。

(それからパジャマにも着替えなくなったことに今更ながら気づいた・・・)

父は90歳にして入れ歯もなく、おせんべいもバリバリ食べている。

とりあえず食事は柔らかいものにしてみた。

何気なく見ていたテレビで、予約が取れない人気ホームヘルパーさんが作っていた卵焼き。

茶碗蒸しに卵2個を混ぜて普通に卵焼きを焼くだけなのだが、これがふわふわなのだ。

味付けも何もいらないので超ラクチン。

毎日のメニューが考えられないときは、安い茶碗蒸し98円ぐらいのを利用して作っている。

話は戻って歯医者だが、近所の父親の行きつけ歯科を予約して一緒に歩いていった。車で行くほどの距離でもなく、ゆっくり歩いて行ったのだが、途中で息切れ、背中が痛いだ腰が痛いだ足が痛いだとなかなかたどり着かない。久しぶりに外に出て歩いたようなのできつかったようだ。

診察室にも同行させられた。女医さんが説明して下さる。ここの歯なんですが見えますか?って父親の口の中なんて見たくもないのに・・・

なんと奥歯が二つに割れていて、これは痛いですね~

レントゲンを撮ると歯の根元が黒っぽくなっていた。歯はもう寿命で次回抜歯予定。

帰りはゆっくり父のペースで歩くようにして帰ったが、相当きつかったようだ。どうやって付き添うのが良いのだろうか???

そうだ!とりあえず次回の診察までに車いすを調達しようと思った。

早速ケアマネさんに連絡。車いす準備しようと思うのですが、購入したほうが良いのかレンタルが良いのか?って聞いたらレンタルです。購入する必要ではないですよ!と。

次回の診察までには準備できそうで良かった。

車いすといえば、以前父が入院した時に病院で車いすを拝借したが、正直使い方が全く分からなかった。何とかたたんであるものを広げて座らせたがうまく移動できない。

父は、車の運転が下手な初心者の隣に座った心境だっただろうと思う。

一番困ったのは返却するときだ。なんとたたみ方がわからなかった・・・どこかボタンがあるだろうと思い探したがどこにもなく、結局広げたままの状態で返却させていただいた過去がある。情けない・・・

介護するにあたってじわじわと介護のテクニックが必要になってくる。

今はトレパンはかせているが、おむつのやり方や寝返りの仕方やベットメイキングやらなんだかんだと知識・技術が必要になってくる。起こすにしても力ずくではこちらが持たない。

少しずつできるようにしておかないとと思う。

自分は、ストレス解消や自分の人生振り返ったときにこんなだったという事を記録に残しておきたいと思い、知識も何もなくブログを始めたが、世の中にはありがたい為になるブログがたくさんある。本当に感謝。

 

 

母の年金額は2か月で5,980円!

驚愕の事実が・・・

母の年金が2か月で5,980円!!年間で35,886円。

いったいどうゆうこと???

母に聞いても知らない・わからない・年金はずっと加入していたと一点張り。

加入していたなら5,980円ってことはないだろう・・・

昨日事実確認のために年金ダイヤルに電話したが、いっこうに通じない。

何度かけても通じない。

そして今朝、8時半からだったので、8時29分から3回かけたら繋がった。よし!

まず、私の本人確認をして、それから母と電話を代わっての確認。これからが大変だった。自分の名前・生年月日までは言えたが、住所が言えない!!書類を見せてこれを言ってと言っても読めない。復唱してと言っても、なかなか復唱すらできない。はぁ~

ましてやマンション名がこれまた長くて発音が難しい。通常時でも私はできるだけマンション名は言いたくないほど。1度で聞き取ってもらったことがないから。

そんなややっこしいマンション名を母に言ってくださいと言われても・・・住所だけでよいじゃん!

何度も何度もマンション名を短く切って復唱させ、ちょっと違うけどニュアンス的には似てるからよしとしてくれたようだった。

なんてこった。まだ本題にも入っていないのに・・・

なんやかんやでなんとか本人確認ができ、やっと本題に。

私の見立てでは、年金には加入していなかったからこんなに少ない額だと思う、何かの間違いとは思えない。18歳で結婚したから、そのまま加入しなかったのではないかと予想。

母の年金加入月を調べてもらうと、80年生きていてたったの10か月だけの加入が判明。

はあ?

たったの10カ月しか加入してなきゃそりゃそうだ。仕方ない・・・

父が亡くなったら遺族年金が受給できるのか?この確認を一番したかった。

そうなると次は父の本人確認。

父は耳が遠くでかい声を張り上げないとほぼ聞こえない。

復唱してもらうしかない。また短く切って復唱させ、やっと本人確認終了。

疲れた・・・

ネットで調べて、受給できる可能性があるとあったが可能性ではなく受給できないと母は2か月に1回5,980円で生きていかないといけなくなる。

すべてが私に乗っかってきてしまうと焦る。

電話の担当の方は、丁寧にわかりやすく説明してくださった。

2階建て部分の2階の厚生年金から75万だか78万だか引いて、その残った額の75%は受給できるらしい。??合ってる?
父は昔の国鉄で40年働いていた。公務員のようなもの。なくなった場合遺族年金が受給できるとわかってとりあえずはほっとした。

母が特養に入れるぐらい受給できればよいのだが、それは難しそうだ。

私の負担は一生消えないのだ。自分の老後が心配なのにそれどころではない現実。

なぜ私が・・・そう、私は親の面倒をみなくてよい約束だった。

 

父の退職金も、100坪の土地も家もすべて兄へ行った。

母親は兄をとてもかわいがっていたから。その代わり親の面倒は兄が見るからと。

それなのに兄は財産すべて食い尽くしたあげく、両親の面倒は全く全く1㎜も見ない。

子供の頃からいじめられていてかかわりたくなかったので、連絡はとっていなかったが、私がうつになりかかったときに1度だけ連絡した。もう一人で両親は見れないからと・・・・

凄い剣幕でお前が見ろ!と電話を切られてしまった。

兄はネット検索で顔も出てきて、社会的にはたいそうな仕事をしているようだが、自分の親さえ面倒見ない。

まあ、そんな奴。かかわらないのが一番だ。